From:秋山大介
やっちまった~~~~~~~!ま~、意図的にやったので、良いといえばよいのですが…二人の顔はこんな表情でした。
(-_-;;;;;;)
いや。。。
(T T)
な感じでしょうか?
ま~、ほんとカルピスの原液をムリヤリ飲まされたような何とも言えない表情をしていました。想像してみてください…もし、あなたがカルピスの原液を飲まされたら、どのような気分でしょうか?きつい意外の何もありませんよね。
一体、これは何の話かと言うと、これは、弊社の「新入社員研修」です。例年、募集できても1名だったのですが、昨年、中途で入社した1年目の新人もいたので、創業以来、はじめて「2名」での研修を2日間行いました。その内容は、多岐にわたり
◯プロフェッショナルとしての心構え
◯新入社員としての心構え
◯実務的な内容(PDCAサイクル)
◯ダイバーシティ
◯コンプライアンス
などを、まる2日間かけ、私が講師として研修を実施しました。ただ、ここで私が一貫して伝えたことは、たった一つでした。それが「プロフェッショナル」です。
なぜ、一貫して伝えたかと言うと、「この会社だけで通用する人材ではなく、どのような世界でも通用する人材に成長していただきたいから」です。シンプルに言えば、食いっぱぐれない人材というやつでしょうか。
実は、私自身このような教育を受け、その後の人生を歩んできました。あれは、約20年前のことです…
「これからは会社は守ってくれない時代です。 だから、常にヘッドハンティングされる人材になりなさい。」
これは、私の大学時代の恩師の言葉でした。確か、この言葉は、何の前触れもなく、唐突に出た言葉だったと思います。とても印象に残る言葉でした。
このときは、恐らくメディアに意図的に隠されているのでは?と疑いたくなるくらい「超」がつく就職氷河期でした。
それこそ、文系の私にはとても厳しい時期でした。求人を見ると、「理系のみ募集」=「文系採用なし」が当たり前のときでした。
最も、厳しかったのは、ある企業の会社説明会に行ったところ…
「文系のあなたが何をしにきたのですか?」 「えっ?文系の採用はなしと書いてありましたか?」 「いや、書いてはいないですがね… でも、今日は参加しても意味がないと思いますよ」
というやり取りがあったくらいです。今考えると、とても恐ろしいですよね。しかも・・・今、その企業は、私の家業の会社の取引先です(汗)
ここからもお分かりいただけるように、本当に、苦しい時期でした。とはいえ、私としてはそれしか経験がないので、今となれば、単なる思い出話です。
ただ、あのときの大学の恩師の言葉と、この出来事で、私は「プロフェッショナルにならなけれ生きていけない」と強く思いました。
例えるなら、「雑草を食べてでも生き抜ける力をつける」ということです。
そんな思いのもと、これまで何度も…何度も…歯を食いしばって耐えて…耐えて…を繰り返しました。そして、いつしか人から「プロフェッショナル」と自然に評価いただく機会が増えてきました。
決して、私は自分のコピーを作ろうとは思っていませんが、入社した新入社員には、「もし、この会社がどうにかなっても、ヘッドハンティングされる人材になっていただきたい」という強い思いがあります。
ま~、そんなこともあり、私は、その思いが強すぎて、彼らに「カルピスの原液」を飲ませるほどの濃縮還元の新入社員研修をしてしまいました。
まだ20歳と18歳なので、本当にこれからが楽しみです。しかも、今年の2名は建設業への思いが強く、目標が高いです。数年後本当にプロフェッショナルになることを期待しています。
ということで・さっそく、会社の改修工事をして、プロフェッショナル魂を叩き込み、小言を言われながら、がんばっています^^新入社員のがんばりで、事務所の柱と梁がきれいになりました!彼らの、これからの成長が本当に楽しみです!!
ー秋山大介