From:秋山大介

あまり私は自分に関するタイムリーな話題を書かないようにしているのですが…

さすがに今日は、、、という状況です。今、私のいる東京の東側で埼玉県よりの地域は、荒川が近いということもあり、今朝から行政のクルマによる呼びかけや放送が続いています。

ニュースを見る限り、本当に想定外の台風が接近しているようなので、朝から妻と、もしものことを考えて何度も話しています。

水がどこまで来たら避難所にいくか?そのときは何を持っていくか?息子の大智をどう連れていくか?などなど。

私も今回は、はじめて窓に養生テープを貼り、飛来物があったときの対策を今朝からしました。

というのも、先日の千葉での台風の天災に日頃お世話になっている方があってしまいました。まさかの飛来物があり、窓ガラスを突き破ったというのです。衝撃でした・・・幸いにも人災はなく、物損で済んだと聞き安心しました。

やはり、私も日頃、建設業に従事する者として、「モノは買えるが、命は買えない」ですし、「モノは代えられるが、命は代えられない」ので、社員一同、モノよりも自分の命を最優先にということを合言葉にしています。

だから、もちろん、この窓のことは大変なのですが、人災がなく本当に良かったと思っていました。こんなこともあり、私は、今朝の行政の動きも見て、朝から情報を取りつつ、動いているとこです。

ここからが本題なのですが、おそらく、こういった話をしていると、最後に出てくるのは「備えあれば憂いなし」かもしれません。ですが、私は、別の視点からこの話をしたいと思います。

実は、これですが、私にしては珍しく地元宇都宮で相談を受けた内容に関連しています。

私は、あまり地元で相談を受けることはないのですが、珍しくこのような相談を受けました。

「若手メンバーが『それは非効率だと思います』と言って動いてくれない…」

と。一応これは会社の上司の方からの話なので、従わないのは、ある種「著しく何とか…」と労働契約でたいてい結ばれている内容に抵触します。

だから、杓子定規に言えば、本当は、動かないのは契約上マズいのですが、それは別として、本当にこの上司の方は悩んでいました。

しかも、次に出てくる言葉は「それは古い」と。

これ、、、あなたはどう考えますか?また別のところでお話ししようと思っていますが、まさにこれは「効率 VS 非効率」の話です。

ただ、それは別の機会に深くお話しするとして、ここでは、その若手メンバーの心理状態を探りましょう。

ここで登場するのが、今日のタイトルでもある「3つの心理空間」です。

◯コンフォートゾーン(快適空間)
◯ストレッチゾーン(挑戦空間)
◯パニックゾーン(混乱空間)

実際、私も過去や現在を含め、同じような場面に直面したことがあります。というより「直面中」です。

そんな過去と現在進行形の私の立場から言わせていただくと、おおよそ、このような発言をする方は、年齢に関係なく「コンフォートゾーン」にとどまっていることが多いように見受けられます。

そして、非難を恐れずに言うと、「学校の勉強=決まった答えを効率良く探すこと」が上手な人に多いように見受けられます。

また、これも批判を恐れずに言うと、このような発言をする方は、「決まった答えを効率良く探すこと」が得意なので「答えそのもの>答えにたどり着くプロセス」の傾向があるようで「答えを早く教えてください」という傾向があるように感じます。

で、このあたりも深堀りしたいところなので、今日は割愛して・・・これはあくまでも私が考えることですが、こういった傾向が見受けられる人は、あの3つの心理空間でいうと、「コンフォートゾーン(快適空間)」にとどまっているのではないな~と思います。つまり、自分がラクでいられる空間です。

これも違う機会に深くお話ししますが、「非効率です!」という言葉は非常に便利です。何となく、相手を否定し、相手も「ま~、これが効率的とは言い切れないよな」と納得はしないまでも、言い切れないので否定もできません。

そして、「早く答えを!」と言われてしまうのもこれも非常に便利です。私たちは学校教育で、「決まった答えを効率良く探すこと」を染み込まさせたので、これも納得はしないまでも、否定もできません。

でも、これってその「非効率です」「答えを」の発言者にとっては、「コンフォートゾーン(快適空間)」にいることを意味するのではないでしょうか?

違う角度から見ると、その人が「非効率」と思うことを自分がすると「自分では上手くいく自信がない」「もし上手くいかなかったどうしよう」という不安があり、「ストレッチゾーン(挑戦空間)」を飛び超えて、「パニックゾーン(混乱空間)」に突入してしまうのではないかと私は考えてしまいます。

だから、これは半分笑い話ですが、私が過去にセールライティングを教えてほしいと言われて教えていたところ「非効率です」「答えを」と非難され、途中でそのレクチャーは終わりました。

そして、彼が出した答えは「私が書いたセールスレターを、同じカテゴリーの商品に変えること」=「丸パクリ」でした。

「同じカテゴリーの商品」というのは、クルマで言えば、トヨタのものか、日産のものかみたいな違いです。セールライティングの世界では、それはスワイプではなく「パクリ」になってしまうものでした。ま~、確かに「最短ルートで答え」に到着しましたね・・・(汗)

だから、私はこの出来事に直面したときこの3つの心理空間のことを思い出したのです。そして、そのときに思ったのが、

「コンフォートゾーン」=「コンフォート損」

という考えでした。ということで、これが台風への備えに何がつながっているかと言うと、あくまでも私の考えですが、

◯「きっと台風は直撃しないはずだ!」と思うのは
「コンフォートゾーン(快適空間)」

◯「備えをする」という行動は、
一気に「パニックゾーン(混乱空間)」にいくのを抑制する
「ストレッチゾーン(挑戦空間)」

ということです。

おそらく、こういうときは、いかに「コンフォートゾーン(快適空間)」と「パニックゾーン(混乱空間)」の間に「ストレッチゾーン(挑戦空間)」を作っておくかだと思います。

もちろん、もしものことがなければ良いのですが、それはそれでということで、今、情報をとりつつ、妻ともしものときの動きを考えています。

すみません、少々説明に不足があるので、わかりにくい部分もあるかもしれません。詳細は、今後徐々にお伝えしていきますのでそのときまで、楽しみにお待ちくださいませ^^

ー秋山大介